痛み

知っておきたい皮膚トラブルのこと

アレルギーとしての皮膚病・皮膚炎痛みと痒み

日本国内に在中の人でアレルギー性の皮膚炎にお悩みの方は多くいらっしゃると思います。
今回はそのアレルギー性の皮膚炎と皮膚病について考えていきます。
アレルギー性の皮膚炎の中には、アトピー性皮膚炎があります。
発症者の多くが子どもの頃に発症、成人には治ることもあります。
一般的には医学的な根拠はないものの、ストレスからの発症もあるとされます。
このアトピー性皮膚炎は痒みを伴うだけでなく、炎症が進むと痒みから痛みへと変わることもあります。
掻きすぎにより傷ができ汗などの分泌物が肌に沁みる場合があり、その際に痛みを伴います。
この痛みや痒みを軽減するためには、皮膚の炎症を抑えることが必要となりますが、実は皮膚科以外にも改善していく方法があります。
それが、最初に記述させていただいたように、ストレスを溜めないことです。
現代の日本人の多くはストレス社会に生きていますが、自宅でできる自然療法として、ストレスを溜めないための余暇活動というのも、とても大切になってきます。

痛みがなくても立派な皮膚病です

最も身近な皮膚病といえば、水虫ではないでしょうか。
白癬菌というカビの一種が、足などに感染することで起こります。
湿ったところが大好きな菌なので、プールやお風呂場などの床や壁に潜んでいたり、すでに水虫になっている人が使ったスリッパや、足拭きマットなどから感染してしまいます。
人によってさまざまですが、指の間や、足の裏や縁、表に出る場合もあり、いずれもほぼ痛みはなく、赤くなったり、皮がむけたり、水ぶくれができたりします。
ただ、発病するのには時間がかかるため、一日一回は必ず手足を洗い、清潔に保ち、よく乾かすように心がけておけば、あまり心配はいりません。
もしもなってしまった場合、素人判断で行動を起こす前に、まずは皮膚科を受診することが大切です。
治療法は、抗白癬菌軟膏を日にニ、三回程度患部に塗ります。
完治するにはとても時間がかかるので、面倒で途中で止めてしまう人もいるのですが、数ヶ月は続ける必要があるのです。